i am Saturday

こんにちは、わたしは土曜日。どうぞよろしく。

シェアをデザインする

シェアをデザインする: 変わるコミュニティ、ビジネス、クリエイションの現場

シェアをデザインする: 変わるコミュニティ、ビジネス、クリエイションの現場

  • 作者: 猪熊純,成瀬友梨,布山陽介,林千晶,馬場正尊,三浦展,小林弘人,門脇耕三,萩原修,安藤美冬,島原万丈,関口正人,中村真広,田中陽明,ドミニク・チェン,中村航,浜田晶則
  • 出版社/メーカー: 学芸出版社
  • 発売日: 2013/12/15
  • メディア: 単行本
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ソーシャルメディアのシェアの話かなと思い購入しましたが、シェアハウスや、クリエイティブ、個人のシェアなど、様々なシェアのお話でした。

様々なクリエイション現場で働かれている方の話ばかりでとても興味深く読み進めることができました。

以下、私的なメモです〜


受注ではない人生、仕事
→シェア

社会は わたしを どうシェアしてくれるの?

発信することで社会との接点を増やす
そうすることで受注型の仕事ではなく、より主体的に仕事をつかむ働き方にシフト


場所を物理的にシェアすることにより
合理的かつ経済的な付加価値
情緒的価値
労働の対価
などが生まれる

現在の供給余剰は第三の消費社会の末期的症状
食料、車、住宅…
つくらないと産業が成り立たないからつくる

シェアは最適化のプロセス
人が集まると、その集まった人、地域にふさわしい答えがでてくる。そのための装置や回路としてシェアを捉えるということに価値がある


フリーカルチャー 自由文化
他者に再利用してもらうために利便性が高めである
何故?
→作者へのフィードバックを最大化するため
作品が無視されないように、多くの人に知られるようライセンスをデザインしておく。

ex タイプトレース
作家の息遣いを感じる
生原稿をデジタルで表現するためのソフト

インターネットが身近になり、クローズドなコミュニケーションが主流になってきている。しかし、パブリックなアーカイブやメディアの重要性は、創造的な社会の構築という意味でも増大している。


余剰しているからこそシェアがされる
まさに今の社会に合ったやり方だからこそ

個人と個人をつなげる信頼関係をも生み出すことができるシェアは、これからのコミュニケーションにおいて重要な役割も担うだろう