おとなの席替え
あしたは席替え。
学生の頃から、席がかわったり、クラスが変わったり
環境が変わることに対するワクワクは強かった。
明日の席替えというのは、社会人であるわたしにとっては部署異動になる。
今の仕事ももちろん面白かったし、自分のこの先の人生を考えても、今後こうして音楽の仕事をすることなんて恐らくないだろうという異色の経験だったと思う。
その分、ひどく辛い想いをしたこともあった。
相手にしてもらえない、自信が持てない、信用してもらえない。
そんな中、かなり奔走をした9ヶ月間だった。
かなり仕事にも慣れてきたころ、ふと冷静に自分のことを考えた時、
いまの仕事に疑問を感じ始めてしまった。
やりたいことってこれやっけ。
上司の言ってることは理解できるけれど、この進め方でいいんやっけ。
ひとつ疑問に思い始めてからは心が離れていくのは早くて。
気付けば藁にもすがる思いで、昔の上司に誘われた部署への異動を決めていた。
自分の人生やし、出来るだけハッピーに生きることの出来る選択をしていきたい。
この先、わたしの人生には選択すべき基点が幾つもあって、
その度決断には悩まされるやろうけど、ハッピーになることだけを考えよう。
そんな決意と、明日の席替えのワクワクをここにしたためます。
暑さは嫌い
夏が終わる。
気が付けば9月。Septemberを聴くのが楽しい季節。
週末は外に出たいなぁなんて考えながら、
窓から入ってくる涼しい風に吹かれて終わることが多い。
今日もそう。
それはそれで、自分のリフレッシュ方法としては、最上のもので
満足はしているけれど、週末何してたのと聞かれるとギクリとする。
悪いことしてるわけではないのに。
夏の終わりに、キラキラする女の子みたいなネイルを身に付けて
平日に備える。
日曜日だ。
それはさておき、最近文学に触れていない。
本が読みたいと思ったのに、とりとめもなく文章を書きたくなって、
全く更新のされないブログを開いて、ひとりごと。
ラジオからは「旅立ちの歌」
無性に文章が書きたくなるときがある。
なんて1年前にもこんな投稿してて、その日限りやったけれども。
今回もそうだったとしても、とにかく何でもいいから文章が書きたい夜。
別に何が書きたい訳じゃない。
これといった趣味も特段ないし、毎日ボーッと過ぎていくし、
真剣にいろいろなものと向き合わないとなぁなんて最近は考えていたところ。
向き合うといえばひとつ。いまの仕事とやりたかったこと。
最近、友人から昔通っていたコピーライター講座について質問をされて、
なんだか懐かしくなって、久しぶりに自分の課題を見てみた。
記憶の中では、いろんなことを言い訳にしてむしろ逃げてたんじゃないかだなんて思ってた。課題を見直すと、まあ安直なコピーとはいえ記憶の中ほど無惨でもなかったり。
結局、わたしはコピーライターではないし、なんなら最近だとマーケティングですらない仕事をしている。
それが社会、仕事するってことだろ、とも捉えられるし
でも自分がやりたいことが出来てないのってどうなんだろう、とも考えるし
やりたいなら自分で掴み取ってこい、なんて声も聞こえてくる気がする。
何にも出来ない積極性もない自分のまま、また毎日が過ぎていくね・・・。社会人3年目にもう少しで突入するけれど、最近このままで良いのかなとよく考えるよ。節目かしらね。
なんて考えてたとき、ラジオから聴こえてきたのはミスチルの旅立ちの歌。
それだけです。
おやすみなさい。
久しぶりの、えいや。
ITビジネスの原理
マッキンゼーから、リクルート、グーグル、楽天と転職を10回もされた尾原さんの本。
序盤は、いままでのITの流れがかかれていてすごくわかりやすくすっと読めました。
その流れに加えてマネタイズや、コミュニケーションの変化なども詳しくあり、
面白かった!
特に後半が興味深い内容でして、
インターネットの発達から情報発信・受信コストが下がり、コミュニケーションがいつでもどこでもとれるようになり、食べログで美味しいとおもったレストランをアップしたり、Twitterで面白い記事をRTしたり、Facebookに近況をアップしたり、ブログをかいたり。そうした個々の情報発信に対してついてくるのは人からの評価ですよね。
心理学者マズローが唱えた「欲求五段階説」というものがありまして、マーケティングなどにもよく使われる説なのですが、
人間の欲求はピラミッド状になっていて、まず
最下位である底辺が、ねむい、お腹がすいたなどの「生理的欲求」
つぎに、経済的、健康水準の安定などの「安全の欲求」
他者から受けいれられ、社会や集団に属しているとかんじる「所属と愛の欲求」
そして、今回語られている「承認の欲求」
自分が価値あるものであると認められ尊重されたいというものです。
Facebookのイイネ!やTwitterのお気に入りやRTなどもこれに当てはまります。
この上の最上位が「自己実現の欲求」
人から認められたいという人間の欲求がITの変化に大きく関与しているとも
いえるでしょう。
また、日本におけるハイコンテクストの文化も起因していると書かれています。
ハイコンテクストとは、抽象的な表現であってもその言葉の背景・環境などから文脈を察し分かり合える状態を指します。
阿吽の呼吸という言葉があるように、日本人は極めてハイコンテクストなコミュニケーションであると言われているのです。
絵文字やラインのスタンプが流行っているのもこうした背景があるからなのです。
言葉ではない部分や隙間を楽しむ日本人にピッタリだったんですねー。
また、チームラボの猪子さんの言葉が引用されていて、これも良いなあとおもったのが、
非言語のコミュニケーションに向かっていくのではないか、というものだったのですが、例えばカフェやお店でメニューがアイコン化されていたり、写真が掲載されていることで、言葉で説明されているより随分わかりやすくなりますよね。
少し前から話題ににっていたようなフラットデザインもこの非言語のコミュニケーションが形になったものなのかもしれません。
最後に述べられているのが、このハイコンテクストのコミュニケーションを可能にするのがウェアラブルテクノロジーであるとのことでした。
例としてはグーグルグラスが挙げられていたのですが、何にせよまだ実生活には馴染みがないものなので今後の発展に期待というかんじですね!
ITってだけで難しい内容かなあと思ってしまったのですが、めちゃめちゃ分かりやすくて読みやすかったです^^
やはり、マーケティングは人のコミュニケーションや心理的要素が関わってくるから面白いなーとおもいますね。
つながりっぱなしの日常を生きる
いまの若者が夢中になるネットに嫌悪感を抱く大人たちに、そうじゃないですよーと誤解を解くための本でした。教育本に近いとも言える。。。
とはいえ、わたしも十分若者なので誤解を解かれる側ではないのですが。笑
うちも母によく、スマホばっかり触ってーなんて怒られることもありました。
そのスマホでゲームをしてるわけでも、SNSをみてるわけでもなく、
ただニュースサイトをみてたりするのですが、スマホ自体が悪みたいな言い方をされることも多々。
それで携帯依存だとかなんやらメディアでも言われていたりもしますもんね。
もちろんSNSなどにべったりの人もたくさんいるんでしょうけど。
そこでのコミュニティーだけじゃなく、リアルでのコミュニケーションの続きとしての使われ方もあって、簡単に依存だとか中毒とか言葉にするのもよくないのかとも思ったり。
じぶんが絶賛スマホで人とつながることが当然のことだからか、あまりピンとくる内容ではなかったです。あと、事例が海外の若者のフェイスブックの使い方ばかりだったのもあるかなあ。
でも、つながり中毒、ってなんとなく頭にのこったキーワードだったので、
いつか何かのヒントになるといいなあ。
シェアをデザインする
シェアをデザインする: 変わるコミュニティ、ビジネス、クリエイションの現場
- 作者: 猪熊純,成瀬友梨,布山陽介,林千晶,馬場正尊,三浦展,小林弘人,門脇耕三,萩原修,安藤美冬,島原万丈,関口正人,中村真広,田中陽明,ドミニク・チェン,中村航,浜田晶則
- 出版社/メーカー: 学芸出版社
- 発売日: 2013/12/15
- メディア: 単行本
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